旅行育ち、旅行好きから、
旅行の提供者へ




極限の就活で、
つかみ取ったフェリーの仕事
私がまだ小さいうちから、よく旅行に出かける家庭で育ったので、自然と旅行が好きになり、旅行業界を目指して進路を進めていました。専門学校へ入ったものの就活の当時は新型コロナウイルスが流行しており、職種を問わず求人自体が激減。旅行業界は中でもいっそう困難な就活となりました。新日本海フェリーを受けたのは、そんな状況下であっても、学校が出している旅行業界の求人として募集していたことがきっかけです。
新日本海フェリーはフレンドリーな方ばかりなので、仕事の相談や雑談、その場で気がついたような疑問でも、気軽に話せてとてもありがたいですね。所属している船客部と甲板部ではフロントを通じて連絡することも度々あるのですが、皆さん話しかけやすく、温かい雰囲気があります。船内にある船員用の食堂では、仕事以外の話題も含めて交流する機会があったりしますよ。

陸と船の違い、
些細な異変も気づけるように
私はフロント業務とレストラン業務を担当する船客部の中で、フロント業務を担当しています。乗船されたお客様をお部屋にご案内したりお部屋のトラブルに対応したりすることが主な仕事ですね。夜間の勤務も交代制なので、日中に休憩を取り、当直につくこともあります。当直中はお客様のご質問やお問い合わせを電話やフロントでお受けすることがほとんどです。
一般的なホテルのフロント・宿泊窓口とは違いフェリーは揺れるので、普段では考えられないようなことが起こり得ます。そのため、些細なことも見逃すことがないようにしっかりと船内を点検してまわります。お客様が気づく前に自分たちで気づいて直したいので、常に船内の点検は欠かせません。この仕事についてから、些細な異変に気付けるようになった気がします。

お客様の幸せな思い出の一部となる自分たち
船旅に不安のあるお客様もいらっしゃるので、「とても快適で楽しかった」「また乗りたい」というお言葉をいただくと嬉しいですね。特に夏は多くのお客様をお迎えするので、私たちスタッフも忙しくなるのですが、「ありがとう」と言われるとホッとするとともに、さらに頑張ろうと思えます。お客様にとって非日常的な体験となる中で、私たちがお客様の幸せな思い出の一つを作れているということを、とても誇らしく感じています。
最近は海外のお客様が増えているので、英語でもスムーズにご案内できるようになりたいです。今はまだ、よくあるお困りごとに関する単語をまとめてメモを取ったり、単語とジェスチャーと案内図を組み合わせて説明したりと工夫しています。実際に船で見かけるお客様を見ていると、英語圏以外からお越しの方もいらっしゃるので、他の言語もいずれは勉強していきたいですね。
